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2015.01.14更新

大変お世話なっている方の娘さんが重い心臓病が入院しており、心臓の動きを助ける補助人工心臓の副作用で結果的に亡くなってしまいました。

ご両親は娘さんとおなじく難病で移植を待つ子供たちのために娘さんの臓器を提供をすると決めました。

この決断はなかなかできるものじゃあないと思います。


ほんとに断腸の思いだったかもしれません。

親御さんご家族の胸中は自分ごときでははかりしれません。

しかし記事にあるように移植をまつ子供さんたちにとってほんとに光になると思います。

一人でも多くの方に小児心臓病と臓器移植の現状を知っていただきたい思いブログに書かせていただきます。

記事あるように命のリレーが一般的な治療方法として日本でも行われるような環境に1日もはやくなりますように。

 

 

以下ニュース記事抜粋

「脳死の女児 緊急時の人工心臓やむなく長期使用」

重い心臓病で移植手術を待っていた幼い女の子が13日、脳死と判定され、臓器が提供されたことを受けて、治療に当たった大阪大学の医療チームが記者会見し、緊急時に使う人工心臓を長期間使わなければならず、血液の塊ができて脳死になったという経緯を明らかにしました。

大阪大学医学部附属病院で治療を受けていた6歳未満の女の子は13日、脳死と判定され、14日朝早く臓器を摘出する手術が行われました。
医療チームによりますと、女の子は去年の秋、「特発性拡張型心筋症」という重い心臓病になり、症状が急激に悪化したため、緊急時に使う補助人工心臓を付けて移植手術を待っていました。
この人工心臓は長期間使うと血液の塊ができやすくなり、心臓で出来た塊が移動して脳の血管に詰まって脳死になったということです。
国内では、幼い子どもが長期間使える補助人工心臓がなく、医療チームは、ドイツで開発されて日本で承認を受けるための審査が行われている人工心臓を使うことも検討しましたが、女の子に血液の塊が出来たため使えなくなってしまったということです。
女の子の両親は、医療チームを通じてコメントを発表し、「国内では、子ども用の補助人工心臓が使用できなく、やむなく一時的な簡易の機械を使用するという選択肢しかありませんでした。ほかのお子様とご家族に同じことが起こらないためにも、一刻も早く改善していただきたいと心から願っております」と記しています。
主治医の平将生助教は「とても優しい女の子だった。両親は、臓器移植で患者の命をつなぐ『命のリレー』ということについてよく考え、自然と臓器提供の道を選んでいた」と説明したうえで、「幼い子どものための人工心臓が医療現場で使えるよう、承認を急いでほしい」と述べました。

NHK WEBNEWS 2015年(平成27年)1月14日[水曜日]より

 

「6歳未満の脳死判定 両親「少しでも光がともせたら」とコメント」

大阪大病院で心臓移植を待っていた6歳未満の女児が脳死と判定されたことを受け、日本臓器移植ネットワークは13日、女児の両親のコメントを発表した。コメントは以下の通り(一部抜粋)。

 私たちの子は原因不明の拡張型心筋症になるまで、大きな病気をすることもなく、元気に成長してきました。(昨年)12月に容体が悪化し、補助人工心臓をつけて移植を待機することしか命をつなぐ方法がなくなりました。待機している間も小さい体でたびたびの脳出血や数回の開胸手術に耐えておりました。

 国内待機の限界を感じ、海外での移植手術を目指し動き出しました。受け入れ先も決まり、渡米への準備をしているさなかの1月上旬に、血栓が娘の脳に飛び重篤な脳梗塞を起こしました。それでも諦めずに回復を祈っておりましたが、2日後に娘は脳死状態になりました。本当に無念でやるせない気持ちです。

 娘がほぼ脳死状態にあると分かったときに私たちは、心臓移植待機中のことを思い出しました。国内では臓器提供が少ない現状を強く感じておりましたので迷わず娘の臓器を、移植待機されているお子さまやそのご家族のため提供したいと申し出ました。私たちは娘が発病してからの3カ月間、暗闇の中にいました。同じようなお気持ちの方に少しでも光がともせられたらと思っております。

 現在の日本の移植医療の現状を皆さまにご関心をいただき、命のリレーが一般的な治療方法として日本でも行われるような環境に進んでいくことを望みます。

産経新聞 1月13日(火) より

 

 

投稿者: やまと接骨院

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