ミッドランドシネマ名古屋空港にて「オッペンハイマー」を鑑賞しました。
「原爆の父」とよばれたJ・ロバート・オッペハイマーの生涯を描いた作品。
監督はインターステラーやダークナイトシリーズで有名なクリストファ・ノーラン監督。
オッペハイマーの波乱の人生をノーラン監督独特の見せ方で約3時間があっという間に感じましたね。
世界初の被爆国である日本に住む日本人として観ておくべき映画だなというのが率直な感想。
荒野に原爆をつくるためだけが目的の街をつくり、自国はもちん他国からも各分野の一流の科学者、研究者、技術者はてはその家族まであつめたのべ4000人で230億ドル(1ドル150円のレートだと約3兆4500億円)の天文学的なお金と約3年もの歳月をかけた集大成が、何万人もの命を一瞬で焼き尽くし世界を破壊することもできる人類の幸福と大局に位置する爆弾なんて哀しくなりました
映画鑑賞後にnoteでマンハッタン計画に携わったハロルド・アグニュー博士と被爆者の方の貴重な対談記録をみつけ読んでみました。
戦争を終わらせるという大義と信念のもと原爆を開発し落とした人
と
いつもと変わらぬ日常生活をおくっていたら突然、原爆を落とされた人
両者にはやはり大きな隔たりがあったけど
さいごのさいごで
核兵器はぜったいに使ってはいけない
という共通認識を持てたのはせめてもの救いだった。
ぜひみなさんにも読んでもらいたいです→https://note.com/tbsnews/n/nd57e693886ae
世界にはいまだに12520発もの核兵器が存在しており、
ウクライナとロシア、イランとイスラエルの戦争、2024年の現在今だ終戦へむかってる気配すらない。
戦争はどちらが善いか悪いとか
ではないと思う。
それによって利益を得てほくそえんでる権力者や死の商人たちが諸悪の根源であり、世界の敵だと自分は思います。
世界終末時計がのこり90秒より進まないことを願うばかり、、、
#オッペハイマー
#クリストファーノーラン
#原爆