こんにちは。やまと接骨院 院長の杉浦大和です。
今回は少し趣向を変えて、プライベートで訪れたアートイベントのお話をしてみようと思います。日々、患者さんの体と向き合う仕事をしていると、どうしても頭の中が治療や運動、身体のことばかりになりがちですが、たまには普段と違う分野に触れることで、新しい発見や感性の刺激を得ることができます。
先日、3年に一度のペースで開催されている現代アートの祭典「琵琶湖ビエンナーレ」に行ってきました。
舞台は滋賀県の近江八幡。江戸時代からの町並みが残る風情ある旧市街に点在する古民家や蔵に、国内外のアーティストたちの作品が展示されるという、なんともおしゃれで贅沢なアートイベントです。
この「ビエンナーレ」という言葉は、イタリア語で「2年に一度」という意味が語源になっています。世界的に有名なのは「ヴェネツィア・ビエンナーレ」で、現代アートの登竜門ともいわれる大規模な国際展覧会です。琵琶湖ビエンナーレも、その流れを汲んだ地域密着型の芸術祭で、地元の風景とアートを融合させることで、他では味わえない独特の空間体験を提供してくれます。
実際に会場を歩いてみると、歴史ある町家や土蔵の中に、インスタレーション作品や彫刻、絵画、映像など、さまざまな表現が溶け込むように展示されていて、まるで町全体がひとつの巨大な美術館になったような感覚になります。木造建築の持つ温かみや時間の重みと、現代的で時に挑戦的な作品が見事に融合し、そこに身を置くだけで不思議と心が静かになっていくのを感じました。
作品の中には、アート初心者の自分には正直なところ「難しいな…」と感じるものもあれば、一目見ただけで心をつかまれるような作品もあり、理解度に関わらず楽しめる展示が多かったのも印象的です。現代アートというと、「なんとなく難しそう」「専門知識がないと楽しめないのでは」と身構えてしまう方も多いかもしれません。しかし、実際に足を運んでみると、作品の前に立っているだけで感じるものがあり、「うまく説明はできないけれど、なんだか胸がざわつく」という体験こそが、現代アートの魅力なのかもしれません。
特に心に残ったのは、綿棒と光だけで空間を表現した作品でした。
暗がりの中に整然と並べられた綿棒に光が差し込むと、ただの生活用品が一瞬にして幻想的な造形物へと姿を変えます。まるで星空を閉じ込めたような光景で、「アートは素材や道具ではなく、発想と視点の違いから生まれるのだ」と強く感じさせられました。
この感覚は、ピカソやマルセル・デュシャンといった20世紀初頭のアーティストたちが切り拓いた現代アートの原点にも通じるものです。たとえばデュシャンは、男性用の小便器を「泉(Fountain)」と名付けて美術館に展示し、「日常のものをアートとして提示する」ことの意味を問いかけました。今回見た綿棒の作品にも、まさにその「視点の転換」が宿っていたように思います。
また、現代アートは「理解する」よりも「感じる」ことを重視する傾向があります。理屈で意味を読み解くよりも、目の前の作品から何を感じ、どんな心の動きが起きるか――それこそが鑑賞体験の本質です。今回、実際に作品を前にして言葉ではなく心で「なるほど」と思えた瞬間がありました。それは、美術書を読むだけでは得られない、生の空間だからこそ感じられるものだったと思います。
琵琶湖ビエンナーレは今年、11月16日まで開催されています。芸術に詳しくない方でも、古民家の雰囲気と一緒に楽しめるので、ちょっとした旅行気分で訪れてみるのもおすすめです。
日常の生活の中で、心が動く瞬間や感性を揺さぶられる体験は、身体の健康と同じくらい大切だと感じます。アートを通して気持ちがリフレッシュされると、不思議と体にもいい影響が出るものです。
興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
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